あなたは世界で1番人に読まれてる本ってなにかわかります?僕はこの質問には迷いなくこう答えます。
僕「ワンピースシリーズだよ。」ドヤァ
はい。違いますね。
僕「はは、冗談さ。あれだろ?ハリーポッターシリーズだろ」ドヤァ
はい。違いますね。
僕「えっ、わかった。あれだ。はらぺこあおむし......」
答えはこちら!!
まぁ、当然と言えば当然。
世界一の信者数を誇るあのキリスト教の聖典ですからね!しかも旧約聖書を含めれば紀元前から発行され続けてるこの本に発行部数や読者数で敵う書物はこの先もそう簡単には現れないのではないでしょうか。
さてさて、世界の全人口の30%以上の人間がこのキリスト教という宗教に属していると言われる昨今ですが、そんなにたくさんの人間に親しまれる教えの聖典であるこの聖書が面白くないわけがない!!
と、いうことで、キリスト教でも仏教徒でもないアホの子僕が、ひとつの読み物として聖書を読んでみた感想をかき連ねる読書感想文がこれから始まりますが準備はよろしいでしょうか?死ねとかハゲとか言う準備ができましたら読み進んでくださいね。
新約聖書は少年誌顔負けのヒーローモノだった!!
宗教について詳しくない方でもイエス・キリストの名前くらいはご存知だと思いますが、
あの超有名人が主人公なのが新約聖書!!
その新約聖書のすごいところは、
イエス・キリストが腐敗した宗教関連組織に喧嘩を売り、そして組織的いやがらせをされ窮地に立つと奇跡という名の超能力を発揮し問題を解決!!みたいなストーリー展開で、読者を飽きさせない工夫がされているのです!!
長ったらしい旧約聖書はこの新約聖書のためのおぜん立てだったのか!?と思うほどにイエス・キリストの快進撃は爽快に続きますが、皆さんもご存じの通り、この物語はバットエンド....イエス・キリストは、自らが喧嘩を売った宗教関連組織によって十字架にはりつけにされ殺されてしまいます。
新約聖書はイエスの死後、主人公をその弟子たちに引き継がせながら物語を続けます。
爽快な超能力快進撃の後の、弟子たちのキリスト教の布教という地道な努力がひたすら書き連なれ、これを読むとなんだか自分がキリスト教という組織の宣伝部員としての心構えを教えられているような気分になります。
そんな弟子たちの努力のおかげで、日本でも天草四郎はじめ、九州の大名島津家が家紋を十字にするとか、エルサレムからは最果てとも言える日本列島まで影響を広げたのかと思うと感慨深いですねー。
この本に関するまじめなレビューはアマゾンの商品レビューでも見てね。なんかレビュー欄ではキリスト教について詳しそうな人たちがカトリックがどうとかプロテスタントがどうとか書いてるけど、僕にはさっぱりわかりません。